虹色のハイビスカス

ＲＸ－２０２　その１２

朝イチ、機械が冷え切っている低温時でもきちんとメカが動くことを確認しました。
よって、メカの部分はこれでＯＫということにしました。

それにしても、早朝、火の気の無い部屋でテスト．．寒い．．４℃位．．

ガリがたくさん出ていた、スライドの可変抵抗器は、バラして清掃しました。
ガリはＯＫです。でも、もう、そんなに持ちません、きっと。
本当は交換したいところです。



可変抵抗器の接点はこんな感じになっていました。

さぁ、今度は録音回路を直さなくてはいけません。

[0回]

ＲＸ－２０２　その１１です。

自分で使うのだからま、いっか．．位でとめておこうかとも思いましたが、まだしぶとくつついています。

行き詰まったらとりあえず、機械から少し離れるのが一番です。
ふとした事で「あ、あそこをああしてみたら．．」なんて思いつく事が少なくないです。
あんまり熱くなり過ぎていると、簡単な事さえ見落としたりすることがあるんですよね。

で、今日、さらに見てみた結果、更に一段、安定度を上げる事ができました。
今日の事は、私もやってみて初めて分かったのですが「ほ～～ぅ」と言うような事でした、勉強になりました。

これで、明日の環境試験にパスすれば、とりあえずテープ走行部分はＯＫになりそうです。

環境試験って言っても複雑なものじゃございやせん。朝、０℃近くまで冷え切った部屋でバッチリ動くかどうか、ただ、それだけの話です（笑）

[0回]

ＲＸ－２０２　ついにその１０まで来ちゃいました。

テープ回転系は、かなり安定しました。
が、とてもとても完璧に直したなんて言えるシロモノではありません。
自分が使うんだから、ま、いいっか　って位です。

モーターも分解清掃しました。はい、手で触っても分かる位トルクが違います。
いつまで保てるか分かりませんが．．．

今日は、面白い事がありました。

テープを再生していたら、急にふっと音質が変化したのです。

高音にきらびやかさが増しました．．と書くと、いいことのように思えますが、違います。

どうして音が急に変化したのか．．．原因は作業台の照明。

インバータ蛍光灯のノイズが飛び込んで、ドルビーあたり悪さしているようです。
蛍光灯を点けると音がきらびやかになります。

以前から、測定値やオシロスコープの波形に変化を与えていたことは認識していたのですが、ここまで音に顕著な影響を与えたのは初めてでした。

もちろん、今、RX-202は天板も外して半ばバラックのような状態で鳴っているので、影響を受けやすくなっているだけで、組み上げれば蛍光灯の影響なんて出ないでしょう。

[0回]

ＲＸ－２０２　その９

走行系が少しまともになってきたところで、初めて録音を行ってみました。

ピーという信号音と同じ位のガサガサ　ゴソゴソ音が録音されていました。

しかも、左チャンネルが相当レベル低いです．．．

まだまだ前途多難だなぁ、ホント。

再生は綺麗に聞こえますが、高音に癖のあるサウンドで、どのテープを聞いてもカラーリングが似たような感じになります。

特性確認はまだですが、ぶっちゃけ、この音には、ちょっと飽きてきました．．．．
好きになれそうにないです。
たまに聞くならいいかもしれませんが．．
それとも、再生もまだどこかおかしい？

あと、ヘッドホン出力もショボい感じです。

[0回]

ＲＸ－２０２　その８です。

アイドラを交換してとりあえず、鳴らせるようにはなりました。
ただ、まだまだ不安定ですね。朝イチなどの冷えているときは特に。
もうすこし安定を図っていかなければなりません。

モーターとアイドラ周辺の部品をごっそり交換してしまえば、本当は一気に解決するんでしょうけどね．．．
リールモーターも、かなりトルク弱まっているようですしね．．

さて、ここまできてやっと音を聞けるようになりましたので、音の印象です。

厚さを持たせた中域よりの低音と、少しハスキー癖を持たせた高音．．．そんな感じです。

ナカミチのデッキって、今まで電気店の店頭くらいでしか聞いた事がありませんが、これが俗に言うナカミチサウンドってやつでしょうか。
それとも、ナカミチサウンドはこのような下位機種には、あてはまらない？

この機種に限らず、ブログでは結構、あっさり直っている印象を持たれるかもしれませんが、実際はすごく苦労している事も多いです（笑）
この機種も苦労しますね～

[0回]